アメリカで働く【エピソード1】

こんにちは!テヒです。

 

自己紹介の記事でも紹介させてもらったのですが、

私はアメリカの日系企業に約4年間働いていました。

 

そこでは自動車の要となるパーツを組立・加工していました。

従業員数はなんと2000人弱!

大きな工場ですし毎日24時間フル稼働なので人がたくさん働いていました。

 

今回はそんな片田舎の大きな工場で働くアメリカ人の特徴を紹介していきたいと思います。

 

 1. マイペース 

 

細かい時間は特に気にせず、自分のペースで仕事をする人が多かったです。

体が大きい人が多いからかゆっくり動く人も多かったですね。

日本人のようにテキパキ働いている人は

隣の少し栄えた州から短期的に来ている若者エンジニア達くらいでした。

 

2. おおらか

 

みんなアメリカの田舎に住んでいる人たちなので

広い庭に大きな家を持っている人ばかり。

周りは大きな山に囲まれ大自然と触れ合える環境だからか

器の大きな人間になっていくのでしょうか。

何かミスしても「大丈夫だよ!次はうまくいく」とこちらを信じてくれ

ガハハと笑って飛ばしてくれるおじさんが多かったです。

 

3. 日本人に慣れている

 

新しく日本から派遣されてやって来た日本人でも

彼らは最初から人懐こく接してくれます。

来たばかりで英語をうまく話せなくても、

どんなことを言いたいのかみんなで考え意味を汲み取ってくれます。

この会社は創立30年近く、長年日本人と関わって働いてきた人ばかりです。

日本人の性格を把握し、うまくこちらと付き合ってくれます。

 

プライベートでも日本人と遊んでくれる人が多く、

私はよく駐在員の方に紛れて川釣りや近くで行われているイベント、

ホームパーティにも誘ってくれました。

 

私が住んでいた州ではアジア人が少なく、日本人も少ない白人の多い環境なのに

みんな人種かかわらず仲良くしてくれて本当に有り難かったです。

 

4. 仕事より家族との時間を大事にする

 

定時になるとみんな家族の元へ帰っていきます。

残業している人は日本人かほんのごく僅かのアメリカ人のみ。

夜に日本とのミーティングがある場合

その時間まで残る人よりも、家から参加する人が多かったです。

 

みんな家族と仲が良く、FBでも家族との写真は頻繁にポストしていました。

 

日本人の中には家に帰りたくないから会社に残って残業する、なんて人もいますよね。

そんなことはアメリカ人にとって99%の確率で有り得ないことなのです。

 

5. みんな仲良し

 

2000人もの人が働いていますが、本当にみんな仲が良かったです。

みんな近所に住んでいたり、長年働いているメンバーに変化がさほどなかったり

そういったことが理由の一つかもしれませんが、

彼らは怒りやイラつきを表に全く出さず常にコミュニケーションが取れることも

大きな理由かもしれません。

 

日本人はイライラしたりすると顔や態度に出る人が多いです。

特に年配の方だと、大きな声を出したり態度に出して相手に怒りをぶつける人もいます。

(私は何回か遭遇しました。そしてその度にその怒りを私が訳さないといけなかったので

本当に困りました。。。笑)

 

 

女性の方も働いていますが、それでも男性の割合がはるかに高い。

男社会の中でも感情を露わにしない人が多いのには正直驚きましたし感心しました。

 

 

何かトラブルがあるとすぐ訴えることができるアメリカ社会だからなのかもしれませんね。

 

 

以上の5点が私が働いてきて見受けられたアメリカ人の特徴です。

都会で働く方々とは少し異なる印象かもしれません。

あくまでも田舎の州の工場で働く人たちの特徴なので

全てのアメリカ人がこうではないと思います。